2012年05月05日

春のプレワークショップ

原始感覚美術祭2012の、春のプレワークショップが5月2日から4日にかけて行われました。


5月2日3日は土蔵の漆喰塗りです。
エコビレッジ虹の家の蔵で、左官職人の腰原師匠の指導の下に、参加者が土壁に漆喰を塗っていきます。

土蔵は木崎湖畔を見下ろす、眺めのいい高台にあります。
春のプレワークショップ


漆喰は現地で、海藻と石灰と麻を混ぜて、つくります。
これは海藻をドラム缶で煮込んだ様子。
春のプレワークショップ

それに、麻ひもをほぐしたものと石灰を混ぜます。
春のプレワークショップ

そして土壁の上に塗ります。
昼頃に有線放送の記者の方も来てくださり、体験されました。
春のプレワークショップ

お昼は、虹の家の畑で採れた野菜をつかった料理をいただきました。
春のプレワークショップ




5月3日は、葦舟をつくるための葦刈りです。


去年の美術祭で制作した葦舟「蓮花」はこのような舟です。
春のプレワークショップ

今年もまた、夏にみなで葦舟をつくります。
そのための葦を刈るところから、今年ははじめました。

まずは、葦舟職人の西川雅規さんから、葦を刈る時の説明を受けます。
葦は刈った後の切り口が鋭利なので、長靴で上から踏みつけると、簡単に長靴に穴が空いてしまうとのこと。
春のプレワークショップ

それから手分けして、鎌で刈っていきます。
春のプレワークショップ

刈った葦を、直径二十センチぐらいの束にまとめていきます。
舞踏家の雪雄子さんと、そのワークショップ生も葦刈りに参加されました。
春のプレワークショップ

そして、束ねた葦を一カ所にまとめ、夏の美術祭で葦舟をつくるまで保管しておきます。
今年はどんな葦舟が誕生するのか、いまから楽しみです。
春のプレワークショップ



また、関連イベントとして、
5月2日から4日にかけて、エコビレッジ虹の家では、
舞踏家の雪雄子さんのワークショップ「身体に還る日」も開催されていました。



長い冬を経て、ちょうど桜の花が咲いている長野県の木崎湖で、
夏の美術祭開催に向けて、本格的に動き出した感がします。


本郷










Posted by 原始感覚美術祭 at 14:34│Comments(0)
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