2011年05月28日

田植えの季節

今年も田植えの季節がやってきました。

泥の中に素足で入っていく感触は
わすれがたいものがあります。

苗を泥の中にしずめて
泥と水が押し戻そうとする力と
根を包む泥の毛布が掴む力がちょうど吊りあった時
苗もちょんと立って、生える、瞬間があり、
泥の毛布に包まれた素足もまた
大地に生えているのだと感じさせられます。

一日の田植えが終わり、
目をつむると、そこには
泥のように張りのある闇と
星空のように尖った苗の新緑の線が輝いています。

そして、現在滞在制作作家の青島左門さんが、
田植えの手伝いと今年の作品イメージをつくりに来ています。

東京にはない、澄んだ湖の空気を十分に吸って
イメージは広がっているようです。

杉原



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Posted by 原始感覚美術祭 at 00:42│Comments(0)木崎湖の生活
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