2011年07月05日

顔まつり

鈴木寅二啓之さんが顔まつりワークショップの為に木崎湖畔を訪れた。


『顔まつり』 ~人と土地の記憶を顔で綴る~

顔はその人が生きた歴史の集約であろう。
その顔に”顔の美術”をほどこす事で、記憶と未来との共存が顔にあらわれる。
”顔の美術 ”とは、鈴木寅二啓之が提唱する顔の新しい創造表現領域である。

顔まつり

地元の方の特におばあさんの顔にアートの化粧をほどこすワークショップを
行いたいという寅二さんの希望から、老人ホームを訪れて、
100歳記念の記念撮影を兼ねて顔の美術をほどこす。

顔まつり

100歳という年月を刻んだ顔の持つ魅力に圧倒される。
生活を積み重ねた顔が持つ圧倒的な存在感は、
原始感覚そのものであるようだ。

ごくあたりまえの生活を積み重ねた顔。
あたりまえというものが、とてもあたりまえという
言葉では言い表せないかけがえのないものの
積み重ねであり、
原始感覚という言葉は決して
おばあさんたちは使わないだろうけどそれはごくあたりまえにそこに宿っているものだと
感じさせられた。

顔まつり

寅二さんのプロのメイク道具

顔まつり

顔まつり


その後、西丸館研修施設に移動し、
メイクを開始、観光キャンペーン大町レディースの女性が参加してくれました。

顔まつり

虹の家ミホさんやY邸の娘さん、実行委員の西條さんにも顔の美術をほどこす。

次の日、北ヤマト園の奥さんに顔の美術をほどこし、撮影。
寅二さんの顔の美術ワークショップは様々な人の協力をえて
無事行うことができました。

撮影された作品は
大判の写真にして海ノ口公民館に展示されます。

8月20日(土)にも会場を訪れた人が参加できる
顔まつりワークショップが行われるので、興味を持った方は
ぜひご参加ください。

杉原






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Posted by 原始感覚美術祭 at 10:31│Comments(0)滞在制作
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