2012年02月16日
むすんで、ひらいて「原始感覚と出会う」
雪深い木崎湖畔は
湖面が氷り雪が積もって
幻想的な風景です。
アートディレクターの杉原が
3月4日と3月11日に京都、下鴨神社・糺の森と京都芸術センターで
原始感覚のワークショップを行うお知らせです。
京都芸術センターの学芸員、奥脇さんは
原始感覚美術祭に初年度から参加し、
墓家にも泊まったつわものです。
今年の美術祭の開催にも協力してくれとのこと、
京都に原始感覚の風を届けるべく、京都に行ってきます。
杉原
以下
京都芸術センターのページより転載
むすんで、ひらいて~新・芸術体験プログラム~vol.2「原始感覚と出会う」
「むすんで、ひらいて」は芸術家と芸術以外の分野の専門家が、
共通するテーマを元に、ワークショップやレクチャーを行うプログラム。
今回は「原始感覚と出会う」をテーマに、現代美術家・杉原信幸の作品と、
考古学者・中村大の仕事を紹介します。
レクチャーとワークショップで杉原の作品と考古学はむすばれ、参加者は
「原始感覚」を通じた、従来とは異なる芸術作品全体の見方をひらくこと
ができるでしょう。
「原始感覚」で始まる、新しい芸術の楽しみ方を見つけてみませんか。
《「原始感覚」と出会う》
今回紹介するアーティストは主に自然物を用いたインスタレーション作品
を手がける現代美術家・杉原信幸。彼が主張する「原始感覚」とは、現代
人が失ったかにみえる「野生の感覚・自然とともに生きる術」を指します。
石を置き、植物を編み、粘土を素焼きにしてできる、杉原の作品は、土地
やそこに住む人にひそむ古い記憶をひらきます。杉原は時にシャーマンの
ように人と自然の仲立ちしながら、人びとの感性を更新し、新鮮なものと
します。
一方、中村大は古代人の場所やモノに対する価値観やイメージを、GIS
(地理情報システム)などの手法を用いて解明しようと試みる考古学者です。
古代の資源利用、精神生活のあり方について、科学的手法から迫る中村の仕
事は、学術の立場から過去の暮らしや文化を、現代に役立てようとするもの
といえます。
【レクチャー編】
下鴨神社「研修道場」にて杉原・中村によるレクチャーを行います。杉原は
自身の作品と「原始感覚」について語り、中村は関西圏の祭祀遺跡と京都の
関係、原始の自然崇拝などを紹介します。同時に境内にある「糺の森」で、
11日のワークショップで用いるための小石、枯れ枝などの材料を集めます。
○日時:3月4日(日)14:00−16:00
○会場:下鴨神社「研修道場」・「糺の森」 ※研修道場前にご集合ください。
○講師:中村 大(考古学者/総合地球環境学研究所プロジェクト研究員)
杉原信幸 (現代美術家)
○料金:無料 ※暖かい服装でお越しください。
【ワークショップ編】
杉原と参加者で、原始感覚をもとにした作品作りを体験できるワークショップを
行います。参加者は持ち寄った自然物等を元に自分だけの祭壇状のサークルをつ
くり、それらを繋げて大きなサークルをつくります。本ワークショップは、原始
時代の京都と現代の人々の記憶をつなぐ祈りの場となることでしょう。
○日時:3月11日(日)13:00-17:00
○会場:京都芸術センター内
○講師:杉原信幸
○料金:500円
※好きな石、小枝などをお持ちください。思い入れのあるものでしたら、
布や糸などのものでもかまいません。持ち寄っていただいたものは、
インスタレーションの一部となります。
【定員】
各日20名(先着順)
【申込方法】
→京都芸術センター
【講師略歴】
杉原信幸(すぎはら・のぶゆき)
1980年長野県生まれ。2007年東京藝術大学大学院絵画科油画専攻修了。
主な個展に「丸石座」(2008 恵比寿/site)、主なグループ展に「会津
・漆の芸術祭2011~東北へのエール~」(2011 喜多方/二十間蔵)他多数。
また自らの企画として「原始感覚美術祭 -Prayer in a lake-」(2011
長野/西丸震也記念館・木崎湖畔)などがある。
中村 大(なかむら・おおき)
1967年秋田県生まれ。1997年國學院大學大学院文学研究科博士課程後期修了。
1997年より2002年まで國學院大學文学部助手。2003年より1年半、セインズベ
リー日本藝術研究所半田考古学フェローとして英国で研究を行う。専門は縄文
時代の考古学。現在、総合地球環境学研究所プロジェクト研究員、MIHO
MUSEUM客員研究員。
湖面が氷り雪が積もって
幻想的な風景です。
アートディレクターの杉原が
3月4日と3月11日に京都、下鴨神社・糺の森と京都芸術センターで
原始感覚のワークショップを行うお知らせです。
京都芸術センターの学芸員、奥脇さんは
原始感覚美術祭に初年度から参加し、
墓家にも泊まったつわものです。
今年の美術祭の開催にも協力してくれとのこと、
京都に原始感覚の風を届けるべく、京都に行ってきます。
杉原
以下
京都芸術センターのページより転載
むすんで、ひらいて~新・芸術体験プログラム~vol.2「原始感覚と出会う」
「むすんで、ひらいて」は芸術家と芸術以外の分野の専門家が、
共通するテーマを元に、ワークショップやレクチャーを行うプログラム。
今回は「原始感覚と出会う」をテーマに、現代美術家・杉原信幸の作品と、
考古学者・中村大の仕事を紹介します。
レクチャーとワークショップで杉原の作品と考古学はむすばれ、参加者は
「原始感覚」を通じた、従来とは異なる芸術作品全体の見方をひらくこと
ができるでしょう。
「原始感覚」で始まる、新しい芸術の楽しみ方を見つけてみませんか。
《「原始感覚」と出会う》
今回紹介するアーティストは主に自然物を用いたインスタレーション作品
を手がける現代美術家・杉原信幸。彼が主張する「原始感覚」とは、現代
人が失ったかにみえる「野生の感覚・自然とともに生きる術」を指します。
石を置き、植物を編み、粘土を素焼きにしてできる、杉原の作品は、土地
やそこに住む人にひそむ古い記憶をひらきます。杉原は時にシャーマンの
ように人と自然の仲立ちしながら、人びとの感性を更新し、新鮮なものと
します。
一方、中村大は古代人の場所やモノに対する価値観やイメージを、GIS
(地理情報システム)などの手法を用いて解明しようと試みる考古学者です。
古代の資源利用、精神生活のあり方について、科学的手法から迫る中村の仕
事は、学術の立場から過去の暮らしや文化を、現代に役立てようとするもの
といえます。
【レクチャー編】
下鴨神社「研修道場」にて杉原・中村によるレクチャーを行います。杉原は
自身の作品と「原始感覚」について語り、中村は関西圏の祭祀遺跡と京都の
関係、原始の自然崇拝などを紹介します。同時に境内にある「糺の森」で、
11日のワークショップで用いるための小石、枯れ枝などの材料を集めます。
○日時:3月4日(日)14:00−16:00
○会場:下鴨神社「研修道場」・「糺の森」 ※研修道場前にご集合ください。
○講師:中村 大(考古学者/総合地球環境学研究所プロジェクト研究員)
杉原信幸 (現代美術家)
○料金:無料 ※暖かい服装でお越しください。
【ワークショップ編】
杉原と参加者で、原始感覚をもとにした作品作りを体験できるワークショップを
行います。参加者は持ち寄った自然物等を元に自分だけの祭壇状のサークルをつ
くり、それらを繋げて大きなサークルをつくります。本ワークショップは、原始
時代の京都と現代の人々の記憶をつなぐ祈りの場となることでしょう。
○日時:3月11日(日)13:00-17:00
○会場:京都芸術センター内
○講師:杉原信幸
○料金:500円
※好きな石、小枝などをお持ちください。思い入れのあるものでしたら、
布や糸などのものでもかまいません。持ち寄っていただいたものは、
インスタレーションの一部となります。
【定員】
各日20名(先着順)
【申込方法】
→京都芸術センター
【講師略歴】
杉原信幸(すぎはら・のぶゆき)
1980年長野県生まれ。2007年東京藝術大学大学院絵画科油画専攻修了。
主な個展に「丸石座」(2008 恵比寿/site)、主なグループ展に「会津
・漆の芸術祭2011~東北へのエール~」(2011 喜多方/二十間蔵)他多数。
また自らの企画として「原始感覚美術祭 -Prayer in a lake-」(2011
長野/西丸震也記念館・木崎湖畔)などがある。
中村 大(なかむら・おおき)
1967年秋田県生まれ。1997年國學院大學大学院文学研究科博士課程後期修了。
1997年より2002年まで國學院大學文学部助手。2003年より1年半、セインズベ
リー日本藝術研究所半田考古学フェローとして英国で研究を行う。専門は縄文
時代の考古学。現在、総合地球環境学研究所プロジェクト研究員、MIHO
MUSEUM客員研究員。
「信濃の国 原始感覚美術祭2015-水まつりうみ」記録集
吉増剛造×大野慶人「イシカリノカ―慶人とgozo」
フランチェスカ・ドローイング 限定販売
ヴィム・シャーマー滞在制作(SP-AIR)
海ノ口レイクヘンジ田植え
公募作家の発表
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Posted by 原始感覚美術祭 at 01:52│Comments(0)
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