2013年09月19日

一夏の終わり

9月8日の関野吉晴、田口ランディ対談「グレートジャーニーと原始感覚」を
もちまして今年の原始感覚美術祭は幕を閉じました。

人類の辿った旅路を踏破した関野さんが、弱さによる旅を語ったことは、
日本という果ての島国、縄文人、そして信濃という、中央から常に逃れて
創造性の泉を滾々と湛えつづけてきた、弱き、優しき人々のヴィジョンに触れる、
「信濃の国 原始感覚美術祭2013―水のまれびと」の最後を飾るのに、
あまりにふさわしい話で、感動してしまいました。

この弱き、優しき、傷ついた人々が作り上げた原始感覚美術祭のもつ
躍動する創造の力を、さらに深めていきたいと思います。

信濃の大地、大町、木崎湖に集ってくれた、水のまれびとのみなさん
ほんとうにありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

杉原信幸  

Posted by 原始感覚美術祭 at 19:27Comments(0)お知らせ

2013年09月06日

『僕らのカヌーができるまで』予告編



9月8日、原始感覚美術祭クロージングイベントにて上映されるドキュメンタリー映画『僕らのカヌーができるまで』の予告編です。
この映画の長野県での上映は初めてです。

映画は、九十九里浜で砂鉄を集める場面から始まります。
砂鉄を150kg集め、それをたたらで製鉄し、オノを作り、そのオノを持ってインドネシアへ行き、
大木を探し、切り倒し、舟をつくるという映画です。
その太古の方法にこだわって作った舟で、関野さんはインドネシアから石垣島まで航海されました。
日本人のルーツの一つ「海のルート」を実証する旅です。

20年間にわたる「グレートジャーニー」という旅の最終章で、集大成の旅だったと思います。
その旅を、40年後も生きているであろう若者と共有したというところが、
今までの旅と全く違うところだと思います。

9月8日、関野さんご本人が来られ、
作家田口ランディさんと対談されます。

ぜひ、長い旅をされてきた関野さんの佇まいを感じに来て下さい。


イベント詳細はこちらです→http://primitivesenseart.naganoblog.jp/e1335641.html
  

Posted by 原始感覚美術祭 at 01:15Comments(0)

2013年09月05日

穴澤雄介さんライブ@海ノ口レイクヘンジ




9月7日、盲目のバイオリニスト穴澤雄介さんのライブが、
木崎湖畔、海ノ口レイクヘンジ(ストーンサークル)であります。


9月7〜8日、田口ランディさんプロデュースの原始感覚美術祭プレミアムツアー内のイベントですが、
一般の方も無料で入場いただけます。ぜひお越し下さい。


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穴澤雄介さんライブ@海ノ口レイクヘンジ
日時:9月7日 14:30~
(東京からのバスの到着時間によっては、開始時間が遅れる場合もあります。)
場所:海ノ口レイクヘンジ
料金:無料


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また東京から木崎湖直通のプレミアムツアーの参加者はまだ募集しております。
現地集合も可能ですので、ぜひご参加ください。
詳細→http://primitivesenseart.naganoblog.jp/e1335632.html  

Posted by 原始感覚美術祭 at 13:09Comments(0)