2014年12月08日

AAF別府報告会

アサヒアートフェスティバル(AAF)の報告会が別府で行われました。

大阪からフェリーで別府まで渡り、
朝、別府市美術館で、別府の美術と博物を見てから
P3/BEP.labギャラリーで『未知への痕跡』展を見て、
受付をしていた作家の西村さんと再会、
由緒ある佇まいの竹瓦温泉で、一風呂浴びてから
会場となる大分国際交流会館交流ホールへ向かいました。

会場では、こうふのまちの芸術祭の五味さんやじゅんべさん、
セルフ祭の船川くん、木津川アートの佐藤さんたちとも再会しました。

全国60団体のアートプロジェクトの3分プレゼンに参加し、
原始感覚美術祭の報告をしました。
原始感覚美術祭の内容は3分ではとても伝えきれなかったですが、
交流会などで話を聞くと、
他のアートプロジェクトの方からも注目してもらえたようです。

一日がかりの報告が終わり、
温泉につかってから、交流会

この感じとてもよいです。
どこもかしこも100円で入れる素晴らしい湯の温泉だらけの別府の町で
飲んで、食べて、温泉つかって、アートを見て、アートを話す。
豊かな時間です。別府というまちは不思議な土地です。

二日目は、小グループに分かれての自由トーク。
いろいろ話せてとても楽しかったですが、
参加団体が多いので、席替えもして、もっと長く話をしたかったです。

そして
拡大実行委員会
これがAAFのすごいところ、選ばれた参加団体自体が運営方針を決めて
事務局はそれを纏めていく。

誰か力を持った人が決めていくのではなく、
AAFに参加する人たち自身で決めていくという在り方は
とても素晴らしいと思います。
アートの世界自体も、流行や権力的なものから自由ではいられないことが多いですが、
それをひらいていこうとする運営の在り方自体がアート的、もしくはアートである
場がうまれているような気がします。
もちろん60団体もいて時間も限られている中なので、
すべてがうまくいくわけではないですが、1年を通した総体として見た時
とても大切なものが生まれているような気がします。

来年の方針について話し合い、
オフィシャルな報告会は終了。

今年の振り返りの会に参加して
偶然集まったメンバーと夕食をとり別府報告会は終了しました。

1年間のAAFへの参加で、ようやく
AAFというものが見えてきましたが、
地方のアートネットワークが生まれるというのはとても素晴らしいことです。
こういう活動を酒というアートととても近い存在の
アサヒビールが支えているというのはすごいことだと思います。

都市中心のアート業界ではなく、
地方を文化でなんとかしようとがんばっている人、
アートを必要としている人たちの活動と出会えたことは
僕にとってとても意味あることでした。

その後は、
国東半島芸術祭でゴームリーなど少し見て
高千穂神楽を見て帰ってきました。










  

Posted by 原始感覚美術祭 at 11:55Comments(0)アサヒ・アート・フェスティバル